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WIZの人

(株)ランドスケープデザイン
デザインリーダーの石川初さん

(株)ランドスケープデザイン

コンセプトは「にぎわいと緑のストリート」

(株)ランドスケープデザインランドスケープデザインとは、都市における公共空間のデザインのこと。敷地内だけを考えるのではなく、その土地の気候や自然環境の捉え方が重要になってきます。大崎ウィズシティ周辺は、目黒川の低地と山の手の丘陵が接する場所。さらに、百反通りと駅の間に位置することから、両端にある「にぎわい」と「緑」とをつなぐ必要があると感じました。また植える樹木は、この地域で強く育っている種やビル風を軽減できるような種の調査から始め、周囲の再開発でできつつある生態系を拡張するよう意識しました。

関係者の意見を多く取り入れた計画

(株)ランドスケープデザイン計画を進める中で、再開発組合や品川区役所の担当者、地権者、近隣住民など、多くの関係者にこれまでの経験上1・2を争う回数のプレゼンを行いました。それによって「こういう木を植えてほしい」、「こんな設備があったらいいな」など、たくさんの意見をいただきました。当初は大変だったのですが、さまざまな声を取り入れて調整していくうちに、みなさんのハッピー度がどんどん上がっていきます。自分の意見が反映されているので、みなさんが当事者の一人として工事を楽しみにしてくださるようになったのです。現場でのリアルな声を聞きながら工事を進められたのはとても面白かったですね。

子どもたちにたくさん遊んでほしい

私が敷地内で一番気に入っている場所は、ホワイトチェアを置いた南側公開空地。ここはマンションのすぐ下なので、ここに子どもたちの遊び場として作りました。当初は、わかりやすく滑り台やブランコなどの遊具を置こうかという意見も。でも、遊具がある=子どもの遊び場だと思うのは大人の発想です。別に滑り台の形をしていなくても、子どもは滑れそうなものなら何でも遊んじゃう。実際、ここは子どもたちに人気の遊び場になっているそうです。子どもたちが成長し、遊び場の記憶に私たちが作った広場があったら、これ以上うれしいことはありません。